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北マリアナ諸島 サイパン島へ DX Vacation

 北マリアナ諸島の中心的な島であるサイパン島は、小笠原諸島の南方(北緯15°15'、東経145°45')に位置し、世界で最も深いマリアナ海溝の近くに位置しています。アメリカ合衆国の自治領で、日本から最も近い英語圏です。

 マリンリゾートであるサイパン島は、成田国際空港からサイパン国際空港まで 2343km の距離にあり、アシアナ航空、ティーウェイ航空、 ユナイテッド航空で行くことができます。

 サイパン島はアメリカ合衆国の自治領なので、現地からアマチュア無線を楽しむには、アメリカ合衆国(FCC)のアマチュア無線の免許が必要ですが、現在、日本とアメリカ合衆国の間にはアマチュア無線の相互運用協定がありますので、日本のアマチュア無線の免許でもサイパン島(コールサインは KH0/日本のコールサイン)からの運用が可能です。

 私は相互運用協定に基づき、KH0/JE1BQE のコールサインで運用しますが、JH1YTU Snoopy Club(現在の AMPLET Ham Club)のアマチュア無線仲間とサイパン島に行ったときには、メンバーの FCC 免許のコールサイン(KK6RT)に、サイパン島への移動運用を意味する「/KH0」を付加した KK6RT/KH0 のコールサインをメンバー共通のコールサインとして運用しました。

 ちょっと気合を入れて行った 50MHz の海外移動運用は、1976年の小笠原諸島 (父島から、私のもう一つのコールサインのJA9QZH/JD1)と、1992年のサイパンからの運用 (KH0/JE1BQE)。サイパンからは4日間運用を行いましたが、3日間は何も聞こえなかった50MHzバンドでした。しかし、ミステリアスバンドの50MHzは、4日目に日本-サイパンのパスが開け、約200局と交信ができました。

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